「わかちあいの会」に参加してきた
2022.5.18
…もう1ヶ月くらい前のことになるが、初めてこの集まりに参加した。
自死遺族のつどい – 大阪自殺防止センター :: Befrienders worldwide
私が参加したのは、「水曜日のつどい」
今までもこの集いがあるのは知っていたが、自分の体調・気分・予定などが合わず参加できなかった。
以前から何度もHPで確認していたが、本当にその日その場所で開催されるのか、情報がなく、前日までわからなかった。
Twitterで「行きたいがほんまにあるか不安。」と書いたら、公式アカウントが「5月18日 開催します」とツイートしてくれたので意を決して行ってみた。
行く途中の電車の中で、涙が込み上げてきた。
怖さ、不安、なぜ自分はこんな集まりに行かなくてはならないのか…意味がわからなくなってきていた。
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初めて参加した感想
「強烈」
一言で表すとそうだった。
初めて目の前にする人たち。みんな普通に見える。普通に見えるけど、みんな大切な人を自死で無くしたの…?
私はこの9ヶ月で、自分が自死遺族だということをいろいろな人に話してきた。友達や知り合い、SNSでも。Twitterの自死遺族アカウントの方でも散々吐き出してきたつもりだった。
でもいざ目の前の人たちの話を聞いてから、自分の話をしようとしても、声を出すのがやっとだった。
「私は母を去年の8月に亡くしました。」これしか言えなかった。唇の震えが止まらなかった。
開催時間は2時間。
2時間あって本当によかった。
このまま何も言えずに帰るなんて。ずっと悔しくてたまらなかった。
1時間過ぎたところで、震えや涙が治まり、やっと話し出すことができた。
自分が第一発見者であること、Twitterを利用して吐き出せたから、一人だったけどここまでこれたこと。引っ越して環境を変えてよかったということ。
話せることは話した。
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参加してみてわかったこと
・無理に話さなくていい。ただ聞いてるだけでも参加していい
・ニックネームで参加できる
・1時間半くらい経った頃にお茶休憩タイムがあった
・スタッフは2人体制で、翌月の集いには今回参加したスタッフのどちらか1人がいてくれる
・途中参加/途中退出ok
・ティッシュを抱えて参加するべきたった(涙・鼻水ダラダラ)
…などなど。
思ったより自由だった。もっと気兼ねなく、もっと苦しい時に行けばよかったと少し後悔した。
私のこの記事も、誰かの苦しいに少しでも寄り添えたら、役に立てたらいいなと思う。
いただいた資料がとても参考になったので載せておくね。(*掲載許可を得ています)
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こんなぐちゃぐちゃの私でも、自分の経験、思い、伝えることはできるとわかった。
…この日、できたと思う。「わかるよ」とたくさん言えたと思う。心のハグをできたと思う。この日のために生かされたのかと思った1日だった。
参加者の方、スタッフの方、ほんまに暖かかった。
ありがとう。感謝してます。
スタッフの方に、私からはこの2つをお伝えした🌱
・集いについて、開催直前の確実な情報が欲しいこと 。「●月の集い、予定通り開催します。お気軽にお越しください。」的な情報があればいいなと。
・パンフレットの内容を掲載した方がもっと参加へのハードルが下がること。
私もまだまだ助けてほしいけど、みんなに助けられながら誰かを助けることもしていきたい。
私にとっては、心の負担やショックが大きいのであまり頻繁には出来ないが、2ヶ月に1回くらいこのような集まりに参加したいと思っている。他の集いもあれば行ってみたい🍵
これについて、聞いてみたいことがあれば、遠慮なくコメントやDMしてね。